第六次マンションブーム（1994年～2002年） | 誠和不動産販売株式会社

第六次マンションブーム（1994年～2002年）


この時期にはバブル崩壊後、東京都内の地価が長期にわたり下落する中で一次取得者向けのマンションが戻る「都心回帰現象」が発生しました。


東京都内の利便性の良いエリアのマンションがバブル期の半額程度で分譲されるようになりマンション需要が一気に拡大し、首都圏の新築マンション分譲が８万戸を超える空前の大量供給が８年続きました。

マンションは大規模化し、超高層化とともに高機能化（システムキッチン、断熱性能等）、高付加価値化（コンシェルジュ、共用施設等）、高安全化（防犯性能、耐震性能等）も進歩を遂げました。

住宅ローン金利が低金利政策の実施を受け２％程度まで下がるなどの好条件も重なり、更なるマンシ
ョン需要へとつながったのは言うまでもありません。




４月から４回にわたりマンションブームを追ってまいりました。
振り返ると、すごいスピードで建物が進化していることがわかりますね。

地域・時代によって求められる設備、性能、施設、仕様、デザインなど、さまざまで見てるだけでも面白いです。
２０２０年オリンピック湾岸マンションブームも既に、注目を集め過熱ぎみになっていると言われてます。

現在も湾岸エリアは上昇傾向にあるようですが、オリンピック閉幕後の湾岸エリアのマンション価格は一体どうなるのか。選手村建設予定の歴史的なマンションは、どんなものとなるのか気になります。