不動産購入で混同されがちな言葉 | 誠和不動産販売株式会社
不動産購入で混同されがちな言葉
著:藤原 正英 2025年11月更新
著:藤原 正英 2025年11月更新
「頭金と手付金の違い」〜名前は似ているけど意味は全然違う!〜
住宅購入を検討していると、「頭金」と「手付金」という言葉を目にします。どちらも「家を買う時に必要なお金」ですが、タイミングも役割もまったく違います。
このコラムでは、それぞれの意味と違いをわかりやすく解説します。

手付金のポイント
【 一般的に物件価格の5%程度 】
契約解除の際、買主は手付金を放棄してキャンセル可能(※期限内)で、売主が解除する場合は手付金を倍返しする必要があります。契約が成立すれば、支払った手付金は物件代金の一部に充当されます。
頭金のポイント
【 ローンで借りないで支払う部分の金額 】
例えば、 【物件価格】3,500万円 【ローン】3,000万円 →【 頭金】500万円
頭金が多いほど、ローンが少なくなり、月々の返済や金利負担が軽くなり、住宅ローンの審査にも好影響を与える場合があります。金融機関によっては、物件価格の10%~20%~と頭金を入れることで金利の優遇を受けられるケースもあります。
よくある勘違い
手付金は「契約時に払う証拠金」、頭金は「ローンを減らすための自己資金」です。
ただし、最終的には両方とも物件代金の一部に充当されるため、混同しがちです。
この違いをしっかり理解して、住宅購入を安心・納得して進めましょう。
不動産購入は、聞きなれない言葉が多くあります。
実際に必要な諸費用など、資金計画でご不安な方は詳しくご説明させていただきますのでご安心ください。
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