中古住宅購入時のチェックポイント | 誠和不動産販売株式会社
中古住宅購入時のチェックポイント
著:武藤 りょう 2025年11月更新
著:武藤 りょう 2025年11月更新
不動産価格の高騰により、新築より価格が抑えられ、物件の選択肢も豊富な中古住宅を検討している方や、自分たちの希望の立地で検討したいため、そのエリアにある中古住宅をリノベーション前提で購入検討する方も増えています。
今回は、中古住宅購入時に事前に確認しておくべき内容をご紹介します。
【 リフォーム費用が予想以上に高額になる可能性 】
「自分好みにリノベーションしよう」と考えていたら、せっかく長く住む家だからといろいろとこだわってしまい、当初考えていた予算をオーバーする話も多く聞きます。また、配管の老朽化などもありますので、築年数が古いほどリフォーム費用は予想以上に高額になる可能性があります。
【 周辺環境の確認不足 】
内見し周辺環境も少し確認はしたが、実際に住み始めると気になることが多々でてくる可能性もあります。日当たりや騒音など、特に自分たちが知らないエリアで検討する際には、平日、週末、時間帯別など日時を変えて現地を見ておくことが重要です。
【 構造部分の劣化など 】
壁紙やフローリングは綺麗でも、シロアリ被害や基礎のひび割れ、屋根や外壁など、見えない部分に劣化が潜んでいる場合があります。インスペクション(建物状況調査)を実施するなど、劣化状況や補修の必要性を客観的に確認することも重要です。
【 管理体制も確認(マンションの場合) 】
管理組合の運営状況や修繕積立金の残高も重要です。管理がずさんだと、将来的な大規模修繕に支障が出る可能性もありますので、過去の修繕履歴なども含め確認しましょう。
中古住宅の購入は、価格が抑えられることや希望の立地で選択肢が多く検討できるなど、魅力的な点が多くありますが、事前チェックができていないと大きなリスクとなる可能性もありますので、購入前にしっかり確認していきましょう。
構造などに関しては、必要であればインスペクション(建物状況調査)で第三者の専門家の力を借りるのも一つの方法です。
希望のマイホームを手に入れるため、慎重に検討していきましょう。
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