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子育てグリーン住宅支援事業について

子育てグリーン住宅支援事業について
著:藤原 正英  2025年5月更新


子育てグリーン住宅支援事業は2025年にスタートする補助金制度です。新規分譲住宅、注文住宅、中古住宅の省エネリフォーム等をご検討されている方々にとっては、恩恵が大きい制度です。「2024年11月22日以降に地上階の柱・壁の工事等を開始する住宅」が対象となっていますが、前年度の制度と助成金交付要件(建物の水準など)や助成額と異なっている点に注意が必要です。
子育てグリーン住宅支援事業では、新たに国土交通省と連携して、ZEH基準の水準を大きく上回る省エネ性能を有する脱炭素志向型住宅(GX志向型住宅)の新築を支援する新たな補助制度が実施されています。
長期優良住宅とGX志向型住宅の違いは、断熱等性能等級の条件にあります。 長期優良住宅の等級が5以上であるのに対して、GX志向型住宅の等級は6以上でなければならないとされています。 また、一次エネルギー消費量についても、GX志向型住宅の方が高い水準を求められるため注意が必要です。

  【国土交通省】子育てグリーン住宅支援事業の概要(外部リンク) 

注文住宅については、建築費は、労務費と資材費の両方が高騰しているため、各建築メーカーでは、4月より㎡単価が更に上昇しています。ある施主様を一例としてご紹介していきます。

 ● 軽量鉄骨などでは部屋の有効面積が狭くなるので木造の中堅ハウスメーカーで検討
 ● 延べ床面積は110㎡
 ● 建物内装・仕様にある程度こだわりがあったので長期優良住宅ではなくZEH水準で検討
 ● 2024年3月に請負契約をし、外構工事、メーカー各種割引を適用し約5,500万円
 ● 竣工は2025年4月末 
 ● 引渡し2025年5月末(外構工事完了後引き渡し)

同水準の建物を2025年4月以降に請負契約した際には、約6,500万円程度となります。GX志向型住宅ではないので助成金の額も下がることになります。

東京23区内でこれまでの断熱性能等級や省エネ基準より更に厳しい水準の建物の建築となると、理想通りの間取りやお部屋の広さを確保できない可能性があります。注文住宅をご検討の方は、各種助成金額と建築費総額、税制面などを包括的に検討できる提案力のある建築メーカーさんをお勧めします。どこに依頼して良いのか分からない・・・など、お困りの方は、ご予算やご要望に合わせて各社ご案内いたしますので、お気軽にご相談ください。

● 参考サイト(外部リンク)
 【東京都 環境局】
 ・東京ゼロエミ認証制度
 ・助成制度
 【国土交通省】
 ・子育てグリーン住宅支援事業
 ・子育てエコホーム支援事業



 

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